映画鑑賞はなるべくお酒を飲んだ後で〜時間の使い方を考えてみる〜

2023.01.31 マガジン

僕はとんでもなく怠惰な人間です。

やらなきゃいけないこと(税金の支払いとか、経費精算とか)は先延ばしにするし、ダメと分かっててもスマホを見てダラダラしてしまうし。

大学生の時は週イチくらいしか学校に行かなかったし。

それに加えて、お酒が大好きなのです。
特に仲の良い友人とお酒を飲んでる時間に至福を覚えます。
「酒が人をダメにするんじゃない。人間がもともとダメだということを教えてくれるものだ」
はい。その通りだと思います。

ですが、面倒なことに酒好きの怠惰な人間にも関わらず、色んなことをやってみたくなる人間でもあります。基本、睡眠時間を削ることはしたくもありません。自身の性格や特性を変えることも半ば諦めています。

では、どうするか?

なるべく意志や努力に頼らないように時間の使い方を工夫することを意識しております。
どういうことかと言うと脳の状態に対応したタスク配分(タスクは趣味や遊びも含めた広義の意味で使っています)の適正化とそれを実現するためのスケジュールの組み方を意識しています。

具体的に説明していきます。

まずは脳の状態ですが、僕は朝がもっとも頭が冴えています。夕方以後は一人で深く考えなければいけないことはかなり厳しいです。誰かと会話をしながらだと、夕方以後も比較的思考力は残っています。そしてお酒を飲むと(当たり前かもしれませんが)一気に思考力が落ちます。

次にタスクについてはざっくり以下の4つに分けています。

①能動的✕思考力が必要
②能動的✕思考力が不要
③受動的✕思考力が必要
④受動的✕思考力が不要

①は企画をイチから考えたり、それをスライドや文章に落とし込む作業等です。これは絶対に朝イチに対応します。加えて、朝走ることが日課なので、走りながら考えることもします。

②は決まった型のメールを宛先とちょっとしたメッセージだけ変えて送ったりする作業です。これは夜の思考力が落ちた時にやります。

③は他人の書いた文章の校閲や、他人の案にアドバイスをする作業等です。これは、お酒さえ飲まなければどの時間でも大丈夫です。

④は映画を観たり(難しい映画だときつい場合もありますが)する作業ではなく余暇的な時間ですね。これは、思考力を必要としないので、お酒を飲んだあとにします。特に何らかの事情で昼にお酒を飲む機会があった場合はその後に映画を見ることが多いです。

良い脳の状態じゃなきゃ出来ないことは、なるべく朝に。少々脳の状態が悪くても出来ることは、夜やお酒を飲んだ後にやるようにしてます。後は移動時間やスキマ時間の使い方や他にも工夫していることはあるのですが、要は自分の怠惰な性格を受け入れ、それでもそれなりに充実した生活を送れるように日々悪戦苦闘しております。

最近は日曜日の22時に英会話のレッスンを入れることで、半ば強制的に日曜日にお酒を飲まない環境を作っております。これにより、たまったタスクも日曜日にはある程度処理出来るので、このルーチンは気に入っています。

日本のアニメ、漫画には数多の名言が登場しますが、一番の名言は間違いなく

「怠惰を求めて勤勉に行き着く」

ではないかと思います。

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