隠岐の島ウルトラマラソン完走記

2022.06.22 お知らせ

COOのFです。

島根県の北方の島郡である隠岐諸島、そのうちの1つ隠岐の島町で開催された隠岐の島ウルトラマラソン100kmの部に参加しました。

人口約13,000人のこの島に全国からランナーが集まります。
この大会の歴史は割と古く今年で15回目とのこと。

僕は念願の初参加です。
過去2年はCOVID−19の影響で開催されず。

前夜祭では、主催者側も参加者側から、ようやく開催されることへの喜び、過去2年に味わったやる方ない悔しさへの回顧が伝わってきました。
このレースはリピーターが多いのか、前夜祭の司会の方の「お帰りなさい」という言葉が印象的でした。

レース当日の体験は素晴らしく、隠岐の自然に魅せられ、島の人たちの暖かさ・優しさに包まれた一日でした。

100kmもの距離を走るとなると、途中からは足に痛みを抱えながら、折れそうな気持ちと戦いながら、一歩一歩を刻み続けなければいけません。そんなランナー達にとって隠岐の雄大な自然の風景が癒やしになるのです。

遥か大昔より、何の主張もせずただただそこに在る自然、隠岐の人たちの営みを見守り続けている自然、改めて、人間が地球に活かされているということに気づかせてくれます。

そして、今回のレースで何よりも心を動かされたのが、隠岐の人たちの暖かさ・優しさでした。
水分や食べ物を補給させて頂くエイドステーションのボランティアの方、沿道で応援してくれる方から沢山の応援をもらいました。

ちっちゃい子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、島をあげてランナーを応援してくれています。「がんばれ〜」「暑いね」「この登りを越えたら下りやからね」「わざわざ東京から来てくれたん」「また来年も来てね」などなど。
全ての応援に丁寧に感謝の気持ちを返させて頂いたつもりです。僕の感謝の気持ちが島の方に伝わっていたら嬉しいです。

また、何度も名前を呼んで応援して頂いたことも「もうダメだ」と思った心を奮い立たせてくれ、足を進めることが出来ました。

本当に不思議です。
人間の心と身体って。
ボロボロの身体が名も知らぬ人の応援で動くようになるのですから。

人間は工業製品ではない、誰かが言った言葉を思い出していました。人間同士、こんなにも心を通じ合うことが出来るんだな、そんなことを考えながら、ゴールを迎えました。

ゴールしてしばらくはサングラスを外すことが出来ませんでした。

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