シニアの雇用における需要と供給のミスマッチ

2024.02.26 お知らせ

【需要と供給のミスマッチ】

シニアの方「これからは若い人を応援したい」「自分の知見を、頑張っている若い人に提供したい」(という話が多数)

vs

若い経営者「シニアな人は紹介しないでください」「過去に来てもらったら上から目線で仕事がしにくかったです。フラットな社風に合いませんでした」(という話が多数)

・・・・

とはいえ、中にはシニアな方を雇用してとてもうまくいっている事例もあります。お人柄が抜群に良く、ご自身でも細かい業務もいとわず手を動かし、全社最適のために動ける方だそうです。

しかし、そうしたマインドセット、人物タイプの方は非常に少ないという事が、需要と供給のミスマッチを生んでしまっているのかもしれません。

誰もがそのまま生きていればシニアになります。私自身もこのままだと「求められないシニア」側になると思うので、他人事ではありません。

そこで、どうしたらいいものか考えてみました。

一つの方法として「若い方を応援する仕事をしたい」という発想を捨てて、応援するならエンジェル投資をして口を出さないとか、寄付をたくさんするとか、仕事ではない部分での応援に徹する事。

もう一つは、自分が好きな仕事をして、その活動に興味を持つ若い人を巻き込んでいく。「若い方の支援」ではなく、自分が主体になる、という発想です。

地方で事業を展開されている社長さんからうかがったのですが、地域の町おこしの主体が町長など70代以上の方たちで、既成概念にとらわれない取り組みをどんどん、エネルギッシュにされているとの事。周りは超高齢化なので70代も若手と認識される世界との事。

健康年齢も高くなってきているので、元気な方は若い方の応援にとどまらず、自分自身で好きなように動いていくのが良いのでは、という仮説を立てている今日この頃です。

老害になるのかな?年長者は引っ込んでいたほうがいいのかな?とも思ったのだけど、変にアドバイスするポジションより、好きな事をガンガンやってる方が老害にはならないような、、

そこで若い人への妨害とか既得権益のための活動とかしなければ。って楽観的に考えてしまうのは、基本性善説で頭の中がお花畑だからでしょうか。

周りでも上場して学校を作ったり地域創生をやっている方も多かったりして、主体として活動し続けるという形はとてもヘルシーだと思いました。

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