お金を「手放して」見えてきた世界?

2021.01.27 代表ブログ

お金にまつわるとても面白い体験をしました。認識がアップデートされたかもしれないし、されていないかもしれない。(どっちだ)


共感資本社会を目指して作られたeumoコインというものがありまして、
eumoの株主優待として毎月いくらか配当?を頂いています。

このコインは3か月で失効するんですね。
年末に一部失効する事が分かっていたので、何とか使わなきゃ!と焦って色々と調べたのですが忙しくて使う機会がなく、結局失効しました。

でもそこで、あー、もったいない事をした、、、とは全然ならなくて、そんな自分の反応が自分でも意外で、初めての感覚が面白かったんです。

eumoが面白いのは、失効したeumoは利用ユーザーとお店の社会貢献活動へ付与されるというところ。

つまり、私が使わなかったeumoは、
どこかで素敵なお店と素敵な方の「ほっこりとするやり取り」に使われる事になるんです。

そう思ったら、全く残念な気持ちにはならなくて、むしろ心の中に暖かいものが流れる気分になるんです。

寄付とはまた違うんですが、まさに「手放す」事で得られる幸せというか。。

自分が手放したコインが、(同じ価値観で繋がっていると)信頼できるお店や人の手に渡っている、
そこで幸せの循環があり、幸せの輪が少しまた広がっていくだろう、という安心感があるから、
コインを手放しても全然問題ないんだろうな。


・・・ちょっと思ったのですが「手放す」というのは何かを自分から切り離すという事ではなくて、
自分と外とのつながり(一体感)がまずあって、そこにみんなの物として置く、
という事なのかな、という気づきもありました。


とにかく本当に不思議な感覚なので、ぜひ皆さんにも味わっていただきたいです!


ちなみにメ〇カリでは売り上げのポイントは1年経ったら失効すると知らなくて、
同じく年末に久しぶりにアプリを立ち上げたら以前頑張って売った数千円のポイントがゼロになってて泣きました、、、。
こちらは今でも残念です。
なので私が突然聖人君主になったという事ではないみたいです。

eumoとの違いは、そのお金がだれに、どう使われるかという安心感があるからなんだろうな。

お金についての再定義の議論を色々聞くようになってきましたが、
こうして実際に使ってみると何より気づきが多いですね。


ちなみに当社もeumo加盟店になる予定です!
この面白い社会実験に参加していきまーす。

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